
20 under 20
アレクサンドラ・ウルフ、滑川 海彦、高橋 信夫
この本について
大きな目標を考えるたびに、「そもそも自分の考えていることってズレてるのかな…」と不安になることがあります。周りの基準に寄せたほうが安全なのはわかっていても、本当にやりたいことを言語化すると急に心細くなる、あの感じです。 『20 under 20』を読んで印象的だったのは、彼らが最初から特別だったというより、「普通の人が踏みとどまるポイントを、そのまま踏み越えて考え続けていた」という現実的な姿でした。たとえば応募時に問われた「ほかの誰も信じていないが自分だけは信じていることは?」という問い。これは才能の有無というより、自分の視点をちゃんと拾いにいく姿勢を試されているように感じます。また、彼らにとってコンピューターが外部の道具ではなく、自分の身体の延長のように扱われていたという描写は、技術に強い弱いではなく「どれだけ当たり前に使い込んでいるか」の差なんだと気づかされます。 さらに、ティール財団が「次のSNS」ではなく「今の常識の数年先を考えている人」を探していたという話も、思考のスケールに対する新しい基準をくれます。派手なビジョンよりも、本人がなぜ今やる必要があると思っているのか。その一点が見られているというのは、挑戦のハードルを逆に現実的にしてくれる気がします。 普段、自分のアイデアをどこまで信じていいか迷う人に刺さる本です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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