
「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いなのか?――― 気鋭の弁護士が教える相手を納得させる方法
谷原誠
累計読者数3
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star総合評価 55/100
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この本について
仕事でも家庭でも、相手との話し合いが気づけば変な方向に転がってしまうことってありますよね。言い返すつもりはなかったのに、相手の言葉に反応してしまって、肝心の話題からズレていく。あとから「なんであんなやり取りになったんだろう…」と自分でもよく分からなくなるあの感じ、僕もよくあります。 この本が助けになるのは、感情とか根性論ではなく、「話がこじれる理由」にちゃんと目を向けてくれるところです。たとえば、相手の主張の裏にある価値観を探る視点は、実生活でもすぐ効きました。意見そのものを叩き合うんじゃなくて、「どこが違うのか」を一度見つけてから話すと、同じ議題でも不思議とトゲが減ります。また、議論が脱線して個人攻撃に寄っていきそうなときに、そっと“人”と“目的”を切り離す考え方も、自分を守りつつ会話を立て直すのにちょうどいい距離感でした。 さらに、この本が面白いのは、論理のテクニックだけでは人が動かないという前提に立っているところです。北風じゃなく太陽になる、という話はきれいごとに見えるけれど、相手の自尊心を少し尊重するだけで状況が変わる場面って、現場では本当に多いんですよね。 「議論で疲れたくないけど、言うべきことは言いたい」という人には、ちょうどよく刺さると思います。
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