
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
上田勲
秀和システム / 201603
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star総合評価 74/100
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この本について
エンジニアをやっていると、「人を増やせば本当に早くなるのか」「この設計はどこまで分割すべきなのか」みたいな、小さくて答えの出にくい疑問がずっと頭に残ることがあります。現場では理屈より事情が勝つことも多くて、結局その場しのぎになってしまう。自分もずっと同じところでつまずいてきました。 この本は、そのモヤモヤに対して派手な解決策を提示するわけではなく、現実のソフトウェア開発で本当に役に立つ“線引きの基準”を静かに置いてくれる感じがあります。人と月は交換できない、人数を増やすほどオーバーヘッドが増える、仕事の分割には依存がつきまとう…こういう「分かってるつもりだけど説明できない」原理を、プロジェクトの具体的な場面に引き戻してくれるのがありがたいところです。個人的には、ロジックとデータを同じ場所に置く話や、メンタルマッピングを減らす名前の付け方が、日々の小さな選択を変えてくれました。 派手さはないけれど、繰り返し迷う場所に小さな足場をつくりたい人には刺さると思います。特に「自分の判断基準をもう少し言語化したい若手〜中堅のエンジニア」には、かなり心強い一冊になるはずです。
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