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フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(合本) (日本経済新聞出版)

フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(合本) (日本経済新聞出版)

トーマス・フリードマン、伏見威蕃

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この本について

最近、世界がつながっているはずなのに、むしろ不安が増えているように感じませんか。仕事でも生活でも、国境を越えた影響を受けるのに、どこまで自分でコントロールできるのか分からない。情報はあふれているのに、希望だけは見えにくい。そんな感覚を抱えているとき、この本は少し違う角度から整理する手がかりになります。 読んでいて強く感じたのは、「フラット化=便利になること」ではなく、「信頼が土台にある世界の姿」を描いている点でした。サプライチェーンで顔も知らない相手と仕事が回るのは、仕組みより前に信頼があるからだという指摘は、日常の人間関係にもそのまま響きます。また、希望を持てるかどうかが世界の分断線になるという話は、ニュースの見え方を少し変えてくれます。さらに、協力そのものではなく、目的の置き方が問われるという視点は、仕事で行き詰まったときの判断にも使える感覚でした。 華やかな成功論とは真逆で、「いまの自分が世界とどうつながっているのか」を静かに考えたい人向けの一冊です。世界の大きな動きに振り回されているような気がしているとき、自分の立ち位置を取り戻すきっかけになります。

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