
国家 下 (岩波文庫)
プラトン、藤沢 令夫
累計読者数3
平均ハイライト数 47件/人
推定読了時間 約8時間47分
star総合評価 70/100
trending_up後半加速型
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この本について
仕事でも日常でも、判断の軸がぶれるときってありますよね。目の前の「見えるもの」に振り回されて、あとで「あれ、これ本質だったっけ?」と立ち止まるあの感じ。僕自身そんな迷いが多くて、思考の向きをいったん入れ替えたくなるときに手に取ったのが『国家 下』でした。 この巻で語られるのは、派手な理想論というより、「魂の視線をどこに向けるか」という地味だけど効き目のある話です。たとえば、富や強さがかえって堕落につながるという指摘は、今の世界でもまったく古くならないし、傷ついたときに子どものように嘆くのではなく、治し方へ向かう習慣をつけるというくだりは、日々のメンタル管理にすぐ持ち帰れました。さらに、見かけをなぞるだけのものではなく、実際に「ある」ものを見ようとする姿勢は、情報に振りまわされがちな今こそ意識したいところです。 結局この本は、哲学の難しい理屈を覚えるためのものではなく、自分の中の低い部分が騒ぎだすときに、どんな立ち位置に戻ればいいのかを教えてくれる地図みたいな存在でした。表面的な正解より、思考の向きを整えたい人に刺さると思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの84%が集中しています。
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出版社による紹介
官僚による市場統制に失敗した日本、低迷する福祉国家から脱却したイギリス、混迷のロシア、市場原理の急速な導入に揺れる中国、インド、南米諸国...。市場と国家との関係がどのように変化してきたかを検証し、21世紀の経済社会のあり方を問う話題作。
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