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外国人が熱狂するクールな田舎の作り方(新潮新書)

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方(新潮新書)

山田拓

新潮社 / 2018-01-17

累計読者数6
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約2時間2分
star総合評価 62/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 66%

この本について

地方づくりや観光に関わっていると、「良さはあるはずなのに、なぜか届かない」「やる気のある人はいるのに、動きが揃わない」という場面に何度も出会います。自分も同じ悩みをぐるぐる回ってきたので、この本を読んで“そういうことか…”と腑に落ちた箇所がいくつかありました。 たとえば、地域の資源をどう見立てるかという話。著者が大事にしているのは、机上の理論よりも、自分たちの現場で得た感覚をどう循環させるかで、これが意外と抜け落ちがちなんですよね。外から見れば魅力的な資源でも、宿泊や飲食の受け皿が足りなければ活かしきれないし、そもそも情報が届く前に離脱されてしまうこともある。読者が保存していた「四つのハードル」は、本当に目の前の課題をほぐす時に役立ちました。 もう一つ印象的だったのは、地域と協働する際の“動く理由”のつくり方です。好き嫌いや関係性が意思決定を左右する現実を無視せず、それでもどうやって一緒に前に進むのか。連携が目的化してしまうモヤモヤに、著者はかなり現実的な視点で向き合っています。 観光や移住促進に関わっていて、理論と現場感のズレに疲れている人に向く一冊です。夢のある話ではなく、足元の「なぜ動かないのか」を丁寧に言語化してくれるタイプの本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

岐阜県北部の飛騨に、世界80ヶ国から毎年数千人の外国人旅行者を集める人気ツアーがある。その最大の売りは「なにげない里山の日常」だ。小学生のランドセル姿に、カエルの鳴き声の拡がる田んぼに、蕎麦畑の中に立つ古民家に、外国人は感動する。なぜ、なにもない日本の田舎が「宝の山」になりうるのか。地域の課題にインバウンド・ツーリズムで解決を図った「逆張りの戦略ストーリー」を大公開。
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