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地方創生大全

地方創生大全

木下 斉

東洋経済新報社 / 2016-10-07

累計読者数32
平均ハイライト数 34.4件/人
推定読了時間 約3時間59分
star総合評価 79/100
menu_book精読型
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この本について

地域の話に関わっていると、「結局みんな人口のことばかり」「会議だけ重ねて何も変わらない」みたいなモヤモヤってありませんか。自分も現場で同じような空気に触れるたびに、どこから手をつけたらいいのか分からなくなる瞬間があります。 『地方創生大全』は、その行き詰まりに少しだけ風を入れてくれる本でした。たとえば、初めての地域でまず“人気の飲食店のオーナーに会う”という話。観光協会でも役所でもなく、普段から若い世代の動きをつかんでいる人に会いにいく。これだけで「地域のヒトを見る」ときの基準がガラッと変わります。また、行政予算ありきではなく、先に販売の現場と組んで商品をつくる流れも、地元でよく見る“作ってから売りに行く”文化への違和感を言語化してくれます。さらに、地域ブランドづくりに飛びつきがちな空気に対して、そもそも商品や流通を変え続けられるプレイヤーこそ信用を生むのだという視点も、現実的で腑に落ちました。 全体を通して、「人口が減ったからダメなのではなく、何が原因で減ったのか」「なぜ事業の目標がこんなに増えてしまうのか」といった“構造のほう”に目を向けるきっかけをくれる本です。地元合意や制度制約に振り回されがちな人ほど、少額から試せる事業づくりの話は救いになると思います。 特に、地域で「小さく始めて積み上げるしかないよな…」と感じている人には、静かに効いてくる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

地方再生請負人、地方創生のカリスマと称される著者が、多くの成功事例・失敗事例をもとに解説する「地方創生&街づくりのルール」。
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