
生命を支えるATPエネルギー メカニズムから医療への応用まで (ブルーバックス)
二井將光
講談社 / 2017-09
累計読者数4
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約4時間36分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも生活でも、専門用語が一気に出てくる場面ってありますよね。細胞分裂だとか酸化還元だとか、なんとなく知ってはいるけれど、いざ説明しようとすると言葉が宙に浮いてしまう感じ。自分も「結局どうつながってるのか」がずっとモヤモヤしたままでした。 この本が面白いのは、ATPやNADPHみたいな“聞いたことはあるけど距離がある化学物質”を、生命の動きを支える仕組みとして地に足つけて描いてくれるところです。酸化と還元が何を交換しているのか、細胞分裂の裏でどうエネルギーが流れているのか、抽象的な言葉が具体的なイメージに変わっていく感覚があります。さらに、遺伝子配列がどう見つけ出されていくのかという話までつながっていくので、点で覚えていた知識が線になる瞬間がわかりやすいです。 専門書のようでいて、読み進めるほど「自分が何につまずいていたのか」が浮き上がるので、理解が積み上がりにくい人ほど刺さると思います。特に、理科の知識が断片的になっている社会人や、仕事でバイオ系の話題に触れるけれど自信が持てない人にはちょうどいい距離感の一冊でした。自分も、この本を読んでようやく生命科学の基礎が一本の道として見えてきました。
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出版社による紹介
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