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科学で読み解く笑いの方程式[下巻]

科学で読み解く笑いの方程式[下巻]

欲求神経学研究センター 小林亮

累計読者数4
平均ハイライト数 38.3件/人
star総合評価 73/100
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この本について

人と話していて、「なんでこの人は今そこで笑うんだろう」とか、逆に自分だけ笑えなくて取り残されたような気持ちになること、けっこうありませんか。正直、仕事でも日常でも、この“ズレ”にモヤッとする場面は多いなと感じています。相手の悪意なのか、自分の感覚がずれているだけなのか、それすら判断しにくいところが厄介なんですよね。 この本は、そのズレを“感覚の違い”として放置しないで、具体的にどう起きているのかを言語化してくれます。無意識の判断が先に走って、理由づけは後から追いつくという構造を知ると、相手の笑い方に過剰に反応しなくて済むようになるし、「同じ場面でも人によって読み取っている情報が違う」という視点を持てるだけで、コミュニケーションの摩擦がかなり減ります。特に、意味認識・描写認識・心理認識・事実認識といった“どこを手がかりに笑っているのか”の分類は、他人の反応に悩まされやすい人ほど効くはずです。 読みながら感じたのは、笑いは単なる娯楽じゃなくて、認知のクセが露骨に出る場でもあるということ。だからこそ、イジりが成立する条件や、怒りが笑いを壊す理由、日本特有の「おいしい」という価値観が生む誤解まで踏み込んで説明されている部分は、日常のギスギスした空気をどう扱えばいいかのヒントになりました。 「人の反応に振り回されやすいタイプ」にとっては、かなり落ち着いて読める一本だと思います。

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