
笑わせる技術~世界は9つの笑いでできている~ (光文社新書)
西条 みつとし
累計読者数12
平均ハイライト数 15件/人
推定読了時間 約4時間
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%
この本について
人と話していて、「ここでちょっと笑いが生まれたら空気がやわらぐのにな」と思う場面、けっこうありますよね。気まずさをごまかしたいとか、初対面で距離を縮めたいとか。でも無理して面白いことを言おうとすると、逆に距離が遠のいたりして、あとで一人反省会になることもあると思います。僕も同じで、笑わせたいというより“場を少し整えたい”だけなのに、どう振る舞えばいいのかずっとモヤモヤしていました。 この本が面白いのは、「笑い=センス」ではなく、「笑い=相手との心の距離の変化」として扱っているところです。読者が多く保存していたのも、まさにその距離のつくり方。たとえば、相手が口にしない感情をあえて言語化して共感をつくると、小さな微笑が生まれること。あるいは、自分を少し下げて相手に優越感を渡すと、その人は気持ちよくなり、結果として笑いが起きること。そして、一部の人にしか刺さらない共感ほど、仲間意識が一気に強くなること。どれも「無理して笑いを取りにいく」話ではなく、「相手との距離の詰め方」の具体的な技法なんですよね。 読んで感じたのは、笑いって“場の空気を整えるための小さなスキル”でよくて、天才的なセンスは必要ないということ。むしろ、自分への興味や、人への興味といった土台の方が大事に描かれていて、そこが安心できました。仕事でも私生活でも、人と接するときにほんの少し気まずさを軽くしたい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
人間関係が何よりも大切な現代社会において「笑い」は最大の武器になる。「でも、自分には才能がないし...」と嘆く必要はない。笑いはロジックであり、構造をしっかり把握すれば、誰でも人を笑わせることができるようになるからだ。本書は「共感」「自虐」「裏切り」「安心」「期待」「無茶」「発想」「リアクション」「キャラクター」の9つに笑いを分類し、豊富な具体例を交えながら「笑わせる技術」を解説する。著者は、笑いあり涙ありの緻密な舞台を構築し、今、映画界、テレビ界から最も注目されている劇団「TAIYO MAGIC FILM」の主宰者。芸人引退後、放送作家に転じ、多くの芸人にネタを提供。プロ向けのお笑いスクールの講師も務める。
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