
すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術 増補改訂版
マリリー G.アダムス, 中西真雄美, and 鈴木義幸
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2014-12-26
この本について
仕事で人とぶつかったり、思い通りに進まない場面が続くと、「自分のやり方が悪いのか、それとも相手なのか…」みたいな堂々巡りに入ることがあります。僕もつい反射的に相手を責めたり、逆に自分ばかり責めたりして、ますます状況をこじらせることがよくありました。 この本が面白いのは、解決策として“気合”や“正しい答え”を求めるんじゃなくて、「そもそもどんな質問をしているのか」を見直す方向に連れていってくれるところです。たとえば衝突したとき、相手の粗探しを始める前に、「自分はいま批判する人になってないか?」と一度立ち止まれるだけで、選べる行動が変わる。あるいは、思い通りにいかない場面で「何がダメだったんだ」ではなく、「次に何をしたいんだ」に質問を切り替えるだけで、視界がすっと開ける。そんな“視点のスイッチ”が、日常の細かい場面で効いてきます。 特に刺さるのは、「経験の多さより、学び続ける姿勢のほうがリーダーに必要」という指摘です。過去のやり方にしがみつく代わりに、目の前の出来事をどう解釈し、どんな選択をするかに意識を向ける。その積み重ねが、チームにも自分の人生にも効いてくるんだと思わされました。 人間関係や仕事で“同じパターン”を繰り返してしまう人、あるいは「もっといい問いを持てるようになりたい」と感じている人には、静かに効いてくる一冊です。
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ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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