
世界一速い問題解決
寺下 薫
SBクリエイティブ / 2018-09-04
この本について
仕事でトラブルが起きたとき、つい「とりあえず動けば何とかなるだろ」と走り出して、あとで余計にややこしくなることが僕は何度もありました。原因を見誤ったまま動くと、努力した分だけ遠回りになる感じがあって、あの虚しさはできれば避けたいところです。でも、現場にいるとそもそも“何が問題なのか”すら曖昧なまま時間だけ過ぎていくことも多いんですよね。 『世界一速い問題解決』を読んで刺さったのは、解決策より前に「あるべき姿と現状のギャップを丁寧に観察する」という、ごくシンプルだけど忘れがちな視点でした。上司に注意されて落ち込み、データ分析で詰まり、体調が悪いときすら“全部同じ頭痛”に見えてしまうように、僕らは目の前の出来事をひとまとめにしがちです。この本はその雑さに気づかせてくれます。例えば「原因を一つ挙げるなら?」「それが解決すれば全部片付く?」という問いを使うことで、問題の芯に近づける実感がありましたし、ゴール設定に期限・主語・具体性が欠けると、どれだけ頑張っても前に進まないという指摘も現場にそのまま持ち込めます。 そしてもう一つありがたかったのは、完璧な案を練るより“70点で動いて軌道修正”という姿勢を後押ししてくれたことです。慎重になりすぎて時間だけ過ぎていくあのジレンマから、一歩抜けるきっかけになりました。 仕事の問題が「なんかモヤモヤするけど、結局どこから手をつければいいかわからない」という人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




