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禅の教室 坐禅でつかむ仏教の真髄 (中公新書)

禅の教室 坐禅でつかむ仏教の真髄 (中公新書)

藤田一照、伊藤比呂美

累計読者数5
平均ハイライト数 5.2件/人
推定読了時間 約5時間31分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 27%

この本について

最近、どうにも「自分をなんとかしなきゃ」と力が入ってばかりで、座っても落ち着かない…そんな感覚になることがありませんか。静かにしたいだけなのに、逆に内側のざわつきが増える感じ。僕もずっとそのループにいました。 この本が少し違ったのは、「坐禅=今の自分をよくするための手段」と思い込んでいた前提をひっくり返してくれたところです。煩悩を消すとか、集中力を上げるとか、そういう“目的”をいったん脇に置くと、坐禅の風景がまったく変わるんですよね。何かを足したり引いたりして現状をいじろうとするクセそのものが、僕の苦しさを増幅していたんだと気づかされました。また、縁起の考え方に触れると、「外から災難が降ってくる」という感覚もだいぶ揺らぎます。自分がつくりあげた物語を少し脇に置くと、出来事の見え方がまるごと変わる瞬間がある。 さらに印象に残ったのは、坐禅が“姿勢の形”ではなく“ある状態”だという話です。頑張って耐える行でも、自分を改善するプロジェクトでもなく、まずは起きていることをそのまま受け取るところから始まる。少なくとも僕は、その視点を知ってから、坐ることへの構えがずいぶん楽になりました。 日々「もっとうまくやらなきゃ」と気持ちが固くなりがちな人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

悟りとは何か―。禅には「不立文字、教外別伝」、つまり、釈迦の教えは言葉では伝えられないという考え方がある。では、アメリカで禅を長年にわたって教えてきた禅僧と、仏教に目覚めた詩人が「禅」について語り合うと、どのような言葉が飛び出すのか。「そもそも仏教って何ですか?」から始まった対話は、縁起や如来などの仏教用語を解剖しながら、坐禅への誤解を暴き立て...。読むと坐りたくなる、坐禅のススメ。
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