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ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

岸見一郎

日経BP / 2020-07-27

累計読者数17
平均ハイライト数 23.9件/人
推定読了時間 約2時間32分
star総合評価 68/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 39%

この本について

リーダーをやっていると、「部下が動かないのは自分のせい?」「もっと強く言ったほうがいいのか?」みたいな小さなモヤモヤが積み重なっていきます。私もよく、厳しくすべきか、優しくすべきか、その間で揺れ続けていました。でも、この本を読んでみると、悩むポイントそのものがズレていたのかもしれないと気づかされます。 印象的だったのは、「競争させても意味がない」という指摘でした。勝ったところで次は負けるかもしれない不安が残るし、負けた側は勇気を失うだけ。確かに、評価や承認をめぐる空気が重い職場ほど、みんなが自分を守るのに必死になって、協力どころではなくなるんですよね。著者は、リーダーは家来をつくるのではなく、同じチームの一員として関わるべきだと言います。できない人がいてもいいし、若い人の意見に耳を貸す余白を持つことこそ組織を強くする、と。 もう一つ刺さったのは、「リーダーがつらそうに働いていたら、部下は楽しめない」というところ。つらいのを背負い込むのがリーダーの役目だと思い込んでいたけれど、実は“貢献している実感を持って働く姿”を見せることが大事だと書かれていて、肩の力が抜けました。 強いカリスマなんていらなくて、部下を信じ、必要な時にはきちんと理由を示して修正し合える関係をつくる。その一歩目として何を手放せばいいのかを考えさせてくれる本です。 「リーダーとしての正解を探すほど苦しくなってきた人」に特によく届くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

上司であることに自信がないあなただから、よきリーダーになれる。 そのために―― ◎叱るのをやめよう ◎ほめるのをやめよう ◎部下を勇気づけよう 『嫌われる勇気』の岸見一郎による初のリーダーシップ論。 ほぼ日社長・糸井重里氏、推薦。 「リーダー論でおちこみたくなかった。 おちこむ必要はなかったようだ。」 【本部より】 <本書で私が提示するのは、一言でいえば「民主的なリーダーシップ」です> <リーダーと部下は「対等」であり、リーダーは「力」で部下を率いるのではなく「言葉」によって協力関係を築くことを目指します> <「悪い」リーダーは存在しません。部下との対人関係をどう築けばいいか知らない「下手な」リーダーがいるだけだと私は考えています> <現実と照らし合わせると、それはとても無理だというのもわかります。しかしながら……理想は現実性がないから理想なのです> 【目次】 第1部 リーダーシップについてのモノローグ 第1章 リーダーは組織の中でどうあるべきか、何をしなければならないか、あるいは、何をしてはいけないか 第2章 リーダーになること、あるいは自信を持ってリーダーの仕事をすることに、いわばブレーキをかけるリーダー側の心の問題 第3章 混迷の時代に、リーダーにできること、するべきこと、してはいけないこと 第2部 リーダーシップについての個人的な体験 私が家族の一員として、職業人として、あるいは一人の人間として学んできたこと 第3部 リーダーシップについてのダイアローグ よりよきリーダーたろうとする企業人との対話
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