
ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解
岸見一郎
日経BP / 2020-07-27
この本について
リーダーをやっていると、「部下が動かないのは自分のせい?」「もっと強く言ったほうがいいのか?」みたいな小さなモヤモヤが積み重なっていきます。私もよく、厳しくすべきか、優しくすべきか、その間で揺れ続けていました。でも、この本を読んでみると、悩むポイントそのものがズレていたのかもしれないと気づかされます。 印象的だったのは、「競争させても意味がない」という指摘でした。勝ったところで次は負けるかもしれない不安が残るし、負けた側は勇気を失うだけ。確かに、評価や承認をめぐる空気が重い職場ほど、みんなが自分を守るのに必死になって、協力どころではなくなるんですよね。著者は、リーダーは家来をつくるのではなく、同じチームの一員として関わるべきだと言います。できない人がいてもいいし、若い人の意見に耳を貸す余白を持つことこそ組織を強くする、と。 もう一つ刺さったのは、「リーダーがつらそうに働いていたら、部下は楽しめない」というところ。つらいのを背負い込むのがリーダーの役目だと思い込んでいたけれど、実は“貢献している実感を持って働く姿”を見せることが大事だと書かれていて、肩の力が抜けました。 強いカリスマなんていらなくて、部下を信じ、必要な時にはきちんと理由を示して修正し合える関係をつくる。その一歩目として何を手放せばいいのかを考えさせてくれる本です。 「リーダーとしての正解を探すほど苦しくなってきた人」に特によく届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
叱らない、ほめない、命じない。 あたらしいリーダー論
岸見一郎 and 小野田鶴

はじめてリーダーになる君へ
浅井 浩一

スタンフォード式 最高のリーダーシップ
スティーヴン・マーフィ重松
![ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] オーセンティック・リーダーシップ――EI:エモーショナル・インテリジェンス・シリーズ](https://m.media-amazon.com/images/I/81X11QHdOgL._SY500.jpg)
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] オーセンティック・リーダーシップ――EI:エモーショナル・インテリジェンス・シリーズ
ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 and DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
岩田 松雄
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




