
アドラー心理学入門 (ベスト新書)
岸見一郎
ベストセラーズ / 1999-09-15
累計読者数70
平均ハイライト数 12.2件/人
推定読了時間 約1時間58分
star総合評価 64/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 48%
この本について
人と関わるたびに、どこまで踏み込んでいいのか分からなくなることがあります。子どもの行動に口を出しすぎてしまったり、逆に相手の期待を気にしすぎて動けなくなったり。頭では「自分の人生を生きたい」と思っていても、現実の場面で何を基準に考えればいいのか迷うこと、けっこうあると思います。 この本が効いてくるのは、まさにその「基準の置き場所」がぐらつくときです。今ある現実をちゃんと見た上で一歩踏み出す姿勢を、著者は楽観主義として説明します。感情に振り回されているように見えるときも、実は自分が感情をどう使っているかに目を向けると、少しだけ選択肢が増える感じがありました。また「これは誰の課題か」という視点は、人間関係で無駄に背負いすぎていた荷物をそっと下ろさせてくれるような感覚があります。相手の生き方に勝手に入り込みそうになったとき、立ち止まるきっかけになるはずです。 そしてもう一つ大きかったのは、「人々は自分の仲間である」という土台をどう育てるか、という話。子どもでも大人でも、不適切な行動ばかりが目に入りやすい中で、適切な行動に目を向け直すだけで関係の空気が変わるのを実感しました。ほめて持ち上げるのではなく、存在をそのまま受け取ることの静かな効き目も、この本は言葉にしてくれます。 自分の感情や行動の目的をもう一度整理したい人、対人関係で疲れやすい人にはとくに刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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出版社による紹介
日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。 本書ではアドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように答えようとしているかを明らかにし、どのように生きていけばいいのかという指針を示しました。
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