
人生を変える勇気 踏み出せない時のアドラー心理学 (中公新書ラクレ)
岸見一郎
この本について
仕事のことで悩んでいる時って、実は「仕事内容」よりも「人間関係」に気を取られていたりします。あの人の機嫌、上司の評価、誰かの一言…。頭の中でずっと回り続けて、肝心の自分がやるべきことがぼやけてくる。僕自身も、忙しいほど余計なことを考えてしまうタイプなので、この本にある「それは自分の課題なのか?」という視点にかなり助けられました。 岸見一郎さんの『人生を変える勇気』は、いわゆる根性論ではなくて、日常の小さな行き違いや不安を、現実的にほぐしてくれる一冊です。例えば、職場で嫌いな人に過剰に反応してしまうのは「自分の価値を他人が決めるものだと思っているからだ」とか、承認欲求が強くなるほど仕事そのものから離れてしまう、とか。耳が痛いけれど、言われてみると本当にそうだなと思える話が続きます。そして、自分が貢献できていると思える瞬間があれば、誰かに認めてもらう必要が薄れるという考え方は、仕事の重心を少し変えてくれました。 対人関係に疲れた時、つい「自分はこういう性格だから仕方ない」と原因を探したくなるけれど、本書ではその裏にある“目的”をそっと示してくれます。そこが説教ぽくないところで、読んでいて嫌な感じがない。自分のペースで軌道修正できる余白があります。 「人との距離感で悩みやすい人」には特に刺さると思います。自分の課題に戻るという地味だけど効く視点を、静かに渡してくれる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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