
教育は何を評価してきたのか (岩波新書)
本田 由紀
累計読者数15
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推定読了時間 約5時間4分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
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この本について
勉強も仕事も、それなりにやってきたつもりなのに、「なんでこんなに自己評価が低いんだろう」とか、「日本って能力は高いって言われるのに、実感として報われてないよな…」と感じることがありませんか。僕自身、この違和感がずっと残ったままで、原因がわからないまま大人になったタイプです。 『教育は何を評価してきたのか』を読んで一番驚いたのは、日本人の一般的なスキルが世界トップレベルなのに、それが経済にも幸福感にも結びついていないという指摘でした。努力が可視化される仕組みが弱いこと、そして「垂直的序列化」と「水平的画一化」という独特の価値観が、評価のされ方や自己イメージにまで影響しているという話は、自分の過去の感覚と妙に噛み合いました。また、若者の自己肯定感が他国より極端に低いというデータを見て、「自分だけの問題じゃなかったんだ」と少し肩の力が抜けました。 この本は、何かを変えてくれる魔法の本というより、「今感じている窮屈さの正体」を輪郭のある形にしてくれる一冊です。自分の感覚を言語化したい人、あるいは「努力しても評価が定まらない理由」をゆっくり理解したい人にはとてもフィットすると思います。煽らずに静かに効いてくるタイプの本です。
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出版社による紹介
なぜ日本はこんなに息苦しいのか.能力・資質・態度という言葉から戦前から現在までの教育言説を分析.
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