
「私」のための現代思想 (光文社新書)
高田 明典
累計読者数8
平均ハイライト数 8.1件/人
推定読了時間 約5時間14分
star総合評価 53/100
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この本について
最近、「自分の信じてきた物語が本当に正しいのか」「この居場所って、そもそも自分が望んだものだったっけ」と立ち止まることが増えました。頑張れていないわけじゃないのに、どこかで “引き渡されている感じ” がしてしまうあの感覚です。外からの圧じゃなく、自分の奥のほうから湧いてくる違和感だからこそ、処理しづらいんですよね。 『「私」のための現代思想』は、そのモヤモヤに対していきなり答えをくれる本ではありません。でも、自分がいま何と闘っていて、何を手放せば楽になるのかを少しずつ言語化できるようになります。たとえば、「居場所は衝突の中でしか生まれない」という視点は、無理に周囲に合わせようとして疲れていた自分を一度止めてくれました。あるいは、「物語を捨てる」という選択肢があると気づくと、続けるか手放すかを決めるときの息苦しさが少し減ります。また、「説明は概念の置き換え」という指摘は、理解できない相手に苛立つ自分への冷静な距離にもなりました。 いまの物語に違和感があるけれど、何を変えたらいいのかまでは言えない。そんな人には特に刺さると思います。現代思想というと難しそうですが、ここで語られているのは、結局は「どうやって自分として生きるか」というとても素朴な話で、その一歩目を一緒に探してくれる本です。
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出版社による紹介
自殺には、「正しい自殺」と「正しくない自殺」がある―「私」の問題を徹底的に考える。
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