
はじめてリーダーになる君へ
浅井 浩一
ダイヤモンド社 / 2013-08-29
この本について
リーダーになった途端、急に「ちゃんとしなきゃ」と肩に力が入ってしまうことってありますよね。数字を追いかけながら、部下の悩みも拾わなきゃいけない気がして、結局どこにも集中できないまま一日が終わる。自分でも空回りしているのがわかるのに、どう直したらいいのかはよくわからない。僕も最初はずっとそんな感じでした。 この本が効くところは、いわゆる“正しいリーダー像”を押しつけてこない点です。例えば「あいさつや声かけをちゃんとやっているか」というごく小さな確認から始まり、「できないことは部下に甘える」という、一見逆のようで実は大事な姿勢を丁寧に示してくれる。さらに、「言い訳を聞くこと」が部下を理解するいちばんの近道だ、といった視点もあって、読んでいるうちに、“管理しようとする自分”より“人として向き合う自分”に戻してくれます。どれも派手ではないけれど、現場に立つ身としては妙に腑に落ちるものばかりでした。 特に僕が感じたのは、リーダーだからといって何か特別な力を持っている必要はなくて、「まず自分にできることを落ち着いて見つける」「苦手な相手でも誠実に関心を向ける」「ときには待つ」という、ごく基本的な動き方さえできれば、チームは少しずつ変わっていくということ。この本はその“当たり前を取り戻す感覚”を思い出させてくれます。 新しくリーダーになった人や、「頑張っているのにチームがついてこない」と感じている人には、とくに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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