
リーダーになる人に知っておいてほしいこと
松下 幸之助, 松下政経塾, and 松下幸之助
PHP研究所 / 2009-03-01
この本について
仕事でも私生活でも、判断を求められる場面が増えてくると、「結局なにを基準に動けばいいんだろう」と立ち止まることがあります。焦って手を広げてしまったり、周りの意見に流されて自分の軸が見えなくなったり。リーダーという肩書きがあってもなくても、このあたりの迷いは共通だと思います。 この本が効いてくるのは、そういう“迷いながらも動かなきゃいけない”時期に、考え方の地面をもう一度固め直してくれるところです。たとえば、まず一つのことをやり切ることでしか見えてこない景色がある、という話。焦って全部に手を出したくなる時こそ、どれか一つに腹を決める必要があるんだと腑に落ちます。また、答えが出ないからこそ歩いて聞きに行く、学びに行く姿勢をやめないという姿勢も、実際の仕事にすぐ置き換えやすい考え方でした。さらに、素直に耳を傾けることで人が味方になり、結果的に自分の可能性が広がっていくという視点は、どんな立場の人にも現実的に効く感覚だと思います。 リーダー論と聞くと構えてしまいがちですが、この本は「完璧な人になれ」とは言っていません。迷ったり、落ち込んだり、胸がつかえるような日があって当然。そのうえで、どうやって前に踏み出すかを、とても生活に近い目線で語ってくれます。 「背伸びしないリーダー像を探している人」には、特にしっくり来るかもしれません。
読書インサイト
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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