
一瞬で自己肯定を上げる瞑想法
綿本 彰
KADOKAWA / 2018-02-02
この本について
最近、仕事の途中で急に集中が切れたり、気持ちがざわついたまま一日が終わってしまうことが増えました。静かに落ち着きたいだけなのに、「何も考えないようにしなきゃ」と力んでしまって余計に疲れる、みたいな。たぶん同じようなモヤモヤを抱えている人、多いと思います。 この本が面白いのは、「がんばらない瞑想」を丁寧に説明してくれるところです。呼吸を整えようとしなくていい、背筋も最小限の力で伸ばせばいい、手の置き方だってその日の気分で決めていい。そんな“ゆるさ”の中で、今ここにある感覚を否定せずに受け取るだけでいいと言い切ってくれるので、肩の力がすっと抜けます。さらに、瞑想中にひらめいたら中断してメモしていい、という現実的なアドバイスもあって、生活の中で無理なく続けるイメージが持てました。 読んでいて特に刺さったのは、「瞑想には失敗がない」という一文です。空っぽを目指さなくていいと言われると、うまくできているか監視してしまうクセが少し和らぎますし、数分でも積み重ねれば脳の休息が上手くなるという視点も、焦らずに続けられる理由になりました。姿勢や目の状態の工夫も丁寧に書かれていて、実際に試すとその日の心のざわつき方に合わせて微調整できるのが心地よかったです。 完璧に整った自分を作るのではなく、「今日はこれでいいか」と思える感覚を育てたい人に合う本だと思います。日々のテンションが乱れがちな時期の、ささやかな助けになる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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