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ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望

ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望

トーマス・ラッポルト and 赤坂桃子

飛鳥新社 / 2018-04-25

累計読者数69
平均ハイライト数 60.3件/人
推定読了時間 約4時間32分
star総合評価 70/100
start序盤集中型
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この本について

仕事でも副業でも、新しいことを始めようとすると「そもそもこの方向性で合ってるのか」「自分の考えはただの思いつきじゃないか」と不安になることがあります。周りの意見を聞けば聞くほど、結局どれが正しいのか分からなくなる感じ、僕もよくあります。 この本は、そんな迷いに対して大げさな勇気づけではなく、視点の置き方を少し変えてくれるタイプの一冊でした。たとえばティールが繰り返し語る「なぜ他の誰もしないことをするのか」を説明できるかという問いは、特別な天才だけの話ではなく、日々の意思決定にもそのまま使えるものです。チームづくりの章も印象的で、多様性が正義だと言われがちな中で、初期フェーズでは共通の基盤を持つ仲間を集める重要性が語られていて、実際の現場の風景が思い浮かぶほど具体的でした。さらに、透明性の高いコミュニケーションが強いチームを作るという話は、組織にいる人なら誰でも心当たりがあるはずです。 読んでいて特に刺さったのは、「早すぎず、遅すぎず、取り組むにふさわしい課題を選べばいい」という考え方で、勢いだけで走りがちな時のブレーキにも、迷って足が止まっている時の助走にもなる視点だと思います。競争を避けるというティールの姿勢も、派手さより持続性を重視する人にはしっくりくるはずです。 今の仕事やプロジェクトが「なんとなくモヤモヤする」と感じている人、自分の判断軸を整えたい人には、かなり静かに効いてくる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

フェイスブックを最初期から支えた大物投資家。 テスラ、ユーチューブ、リンクトインなどの名だたる起業家を輩出したペイパルの伝説的共同創業者。 ドナルド・トランプを意のままに操り、「影の米大統領」(ポリティコ誌)とささやかれる政策アドバイザー。 スタンフォード大学を震撼させた自由至上主義哲学者。 そして、シリコンバレーの頂点を極めながら、誰よりもシリコンバレーに絶望している男――。 ジョブズ、ザッカーバーグを超える無敵の男、その全戦略と破壊的思考にせまる初の本! ・なぜ彼は革命的決済サービス「ペイパル」を成功させることができたのか? ・なぜ「ユーチューブ」「テスラ」「リンクトイン」などの名だたる創業者を輩出できたのか? ・なぜ「フェイスブック」の可能性をいち早く見抜けたのか? ・CIAやFBIを顧客にもつ謎のデータ企業「パランティア」を創業した理由とは? ・トランプを支持し、テクノロジー政策顧問を引き受けた真の狙いとは? ・なぜ世界に「自由」と「テクノロジー」が必要なのか? ・なぜシリコンバレーの頂点を極めながら、シリコンバレーにイラ立ちつづけるのか? 「ピーター・ティールほど常識にとらわれない思考ができる人間はめったにいない」 ――イーロン・マスク(テスラモーターズ、スペースX共同創業者。ニューヨーカー誌より) 「彼のそばにいると、『自分ももっと賢くならなきゃ』と誰もが思う」 ――マーク・アンドリーセン(ネットスケープ共同創業者、投資家。フォーブス誌より) 「ピーター・ティールは逆張り屋です。で、逆張り屋は大抵まちがっています」 ――ジェフ・ベゾス(アマゾン共同創業者。トランプ支持を表明したティールを批判して) 「僕たちの取締役ピーター・ティールは、トランプ政権の顧問でもあります。そのことでご批判をいただいていますが、フェイスブックが多様性をモットーとする企業であろうとするなら、多様な政治観をも許容すべきなのです。それが僕の信念です」 ――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック共同創業者) はじめに――iPhoneはイノベーションではない 第1章 はじまりの地、スタンフォード大学 第2章 「競争する負け犬」になるな――挫折からのペイパル創業 第3章 常識はずれの起業・経営戦略――ペイパル、パランティアはなぜ成功したのか 第4章 持論を発信する――『ゼロ・トゥ・ワン』と『多様性の神話』スキャンダル 第5章 成功のカギは「逆張り思考」――スタートアップの10ルール 第6章 ティールの投資術――なぜ彼の投資は成功するのか 第7章 テクノロジーを権力から解放せよ――ティールのリバタリアン思想 第8章 影のアメリカ大統領?――トランプ政権を操る 第9章 ティールの未来戦略――教育、宇宙、長寿に賭ける おわりに――テクノロジーがひらく自由な未来へ ピーター・ティールがシリコンバレーを離れる日――訳者あとがき 原注
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