
分断した世界 逆転するグローバリズムの行方 (集英社ビジネス書)
高城剛
集英社 / 2018-04-26
累計読者数3
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推定読了時間 約3時間7分
star総合評価 59/100
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この本について
最近、ニュースを見ても「なぜこんなことが起きているのか」がつかみにくくて、モヤモヤしたまま時間だけが過ぎることが多いです。アメリカの分断、金融バブル、中国の減速…それぞれは知っているつもりでも、点と点がつながらない感覚がずっとありました。 この本は、そのバラバラだった要素が一本の線になる瞬間がいくつもありました。たとえば、FRBやロビイストの仕組み、ラストベルトの崩壊、タックスヘイブンの構造…。ニュースでは聞き流してしまう単語が、「なぜそうなったのか」「そこから何が連鎖したのか」という時間軸の中で理解できる。さらに、金融政策の転換やITバブルの裏側など、普段の生活では触れにくい部分まで現実的なスケールで描かれていて、世界の複雑さに対して少し腰が据わる感じがありました。 読んでいて意外だったのは、トランプ現象の背景にある“百姓一揆”のような独立心や、アメリカが「世界の警察」を続けられなくなっている財政事情の話。善悪ではなく、構造として理解することでニュースの見え方が変わってきます。個人的には、これから日本がどう揺れるのかを考えるきっかけにもなりました。 世界の動きの「理由」を自分なりに整理したい人に特に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ……各国で混迷を深める「分断」。グローバリズムは本当に終わったのか? 世界は今後どう変わっていくのか? 著者独自の視点でルポした「分断」の真実。 【目次】プロローグ/第1章 統合と再「分断」の歴史/1 1989年 「ベルリンの壁」崩壊から、グローバリゼーションが始まった/2 1995年 Windows95の登場! そして、グローバリゼーションが加速する/3 1999年 世界の「二極化」のはじまり。クリントンは、政治的陰謀にはまったのか?/4 2008年 リーマン・ショックによる世界的金融危機/5 2016年 グローバリゼーションの終わりとインターネットの「壁」の出現/第2章 アメリカの「分断」は民主主義の終焉なのか?/1 日本人は、民主党支持者の多い東海岸や西海岸しか知らない/2 二極化の象徴「理想都市ポートランド」を襲った貧困/3 “ラストベルト”がトランプ大統領を作ったのは神話か?/4 レーガンは「統一」だったが、トランプは「分断」した“強いアメリカ”復活を目指す/5 トランプ旋風は、21世紀の“百姓一揆”なのか/6 時代はアメリカから中国へと移るのか?/第3章 「城壁」発祥の地、EUの「分断」/1 欧州最大の問題は「難民」と「経済」/2 イギリスはEUと無事に“離婚”できるのか?/3 国民戦線が国民3分の1の支持を集めたフランスは、「フレグジット」への道を歩むのか?/4 低迷が続くイタリアは、日本に酷似している/5 カタルーニャ、スコットランドなどの独立運動に見る「分断」と、国家再考の機運/6 メルケル失墜。ドイツは極右政党AfDが第三党に/7 2018年 城壁発祥の地・EUに「インターネットの壁」が出来る
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