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多動日記(一)「健康と平和」: -欧州編- (電子版 未来文庫)

多動日記(一)「健康と平和」: -欧州編- (電子版 未来文庫)

高城剛

累計読者数39
平均ハイライト数 11.5件/人
star総合評価 61/100
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この本について

最近、情報に振り回されてばかりで、自分の感覚がどこにあるのか分からなくなることがあります。働き方も、生き方も、社会の空気もどんどん変わっていくのに、こっちは相変わらず「今の形に合わせて頑張るしかないのかな」と思ってしまう。その違和感を言語化できずにいる人、多いんじゃないでしょうか。 高城剛さんの『多動日記(一)「健康と平和」』は、そのモヤモヤを外側から強引に整理してくれる本ではなく、「社会も個人もアップデートを問われている」という視点をそっと置いてくれる一冊でした。特に、脳に入るノイズの正体を淡々と描くパートは、自分がなにに支配されているのかを立ち止まって見直すきっかけになりますし、45分単位で仕事と移動を切り替える生活リズムの話は、時間の区切り方そのものを変えていいんだと肩の力が抜けました。そして、移動や環境の変化を前提に「どこで生きるか」を考える姿勢は、将来像が固まらない人にとって妙に現実的に響きます。 正直、この本は万人向けではないと思います。でも、今の社会のスピードにどこか噛み合わず、「自分はどの環境ならバランスよく生きられるんだろう」と迷っている人には、静かに刺さるところがあるはずです。ひとつの正解を教えてくれる本ではなく、いまの自分の感覚を取り戻すための“別の視点”をくれる本でした。

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