
「ビジネスマナー」基本の基本 (PHP文庫)
髙岡 よしみ
PHP研究所 / 2018-04-02
この本について
仕事の場で「失礼だったかも」「相手にどう思われたかな」と、あとからひとり反省会をしてしまうことがあります。自分では丁寧にしたつもりでも、名刺の扱いや座り方、ちょっとした癖や表情がズレていて、相手との距離が縮まらない。そんな小さなモヤモヤって、意外とずっと残るんですよね。 この本は、そういう“微差だけど後から響くところ”を一つずつ言語化してくれます。たとえば、名刺を人そのものとして扱う姿勢とか、電話のあとに「この人に会ってみたい」と思ってもらう話し方とか。どれも難しいテクニックではなく、明日からそのまま使える動き方が中心です。座る位置で会話量が変わるという話も、読んだ瞬間に試してみたくなりましたし、クレーム対応を「困ったこと」ではなく会社をよくする機会と捉える視点も、気持ちの重さが少し軽くなる感覚がありました。 全体を通して感じたのは、マナーって“型にはめるため”ではなく、“相手との関係をラクにするため”の技なんだということです。だからこそ、気さくな相手には言葉づかいを少し寄せるとか、視線を逆三角形のゾーンに置くとか、細かいけれど効くポイントが妙にしっくりきます。 「ちゃんとしたいけど、ガチガチにはなりたくない」「自分の印象を整えたいけど、何から直せばいいかわからない」という人に静かに刺さる一冊です。僕自身、マナーを“武器”と言えるほど使いこなせてはいないですが、気まずさを減らすヒントとして手元に置いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
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