
少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図 (講談社+α新書)
花輪陽子
講談社 / 201805
累計読者数3
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star総合評価 41/100
start序盤集中型
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この本について
ぼんやり「このまま日本で働き続けて、老後はどうなるんだろう…」と不安になる瞬間ってありますよね。自分でコントロールできない制度の話は、考えようとしても胸の奥がざわつくだけで、結局日常に流されてしまう。僕自身、同じように先の見通しが持てないまま働いていました。 この本は、そんなモヤモヤに対して「別の国ではどうやって不安を減らしているのか」という現実の仕組みを見せてくれます。例えば、強制貯蓄のCPFで“将来のお金を積み立ててしまう”考え方や、税率の設計によって働き方やお金の流れがどう変わるのか。あるいは、持てる資源が少ない国がプレゼン力や戦略で徹底的に補っている姿勢など、日本と比べると見えてくるものが多いです。読みながら、自分の働き方や家計管理にも置き換えやすい具体性があるのがありがたいところでした。 もちろんシンガポールが完璧という話ではなく、生活費の高さや「うかつに病気になれない」ような現実も描かれています。ただ、その“良いところも厳しいところも含めて比較する”視点が、自分のこれからの選択肢を増やしてくれる感じがありました。日本の良さにも改めて気づかされます。 今の制度に漠然とした不安がありつつ、「結局どう備えればいいのか」に答えが見えないままの人に刺さる一冊だと思います。自分の将来像を考えるための材料として、かなり使える本でした。
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