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そもそも解決すべきは本当にその問題なのか DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文

そもそも解決すべきは本当にその問題なのか DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文

トーマス・ウェデル、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部

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star総合評価 60/100
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この本について

仕事で何かが噛み合わない時って、「原因はこれだろう」と早めに結論づけてしまいがちですよね。僕も会議で同僚と同じ言葉を使っているつもりなのに、実はまったく違う前提で話していた…ということが何度もありました。解決策を出す前に、そもそも見ている“問題そのもの”がズレている感じです。 この本は、そのズレを丁寧にほどいてくれる一冊でした。たとえば、チーム全員が「イノベーションが足りない」と合意していても、なぜ足りないのかを書き出してもらうと、意欲・スキル・顧客側の事情・報酬制度…と、全員の視点がバラバラだった、という話が出てきます。問題文にすると初めて気づく温度差って、実際の仕事でもよくありますよね。また、エレベーターの例のように、「そもそも解くべき問題を間違えているだけ」というケースもあって、それを見直すことで一気に視界が開ける感覚がありました。 個人的に刺さったのは、目的の問い直しです。意見がぶつかっている時でも、根っこの目的が違えば争いは永遠に終わらない。そこを第三者の質問で掘り起こしていくプロセスは、自分の普段の仕事にもそのまま持ち込めそうでした。うまくいった例外を探す、何が抜け落ちているかをあえて尋ねる、といった具体的なコツも現実的です。 チームで問題が迷子になりがちな人ほど、静かに効く本だと思います。

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