
ヤマケイ文庫 ビヨンド・リスク
ニコラス・オコネル and 手塚 勲
累計読者数36
平均ハイライト数 2.9件/人
star総合評価 50/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%
この本について
仕事でも趣味でも、グループで動くときに「このやり方、自分には合ってない気がするけど言いづらいな…」みたいなモヤモヤが出ることってありますよね。リーダー側でも同じで、メンバーが本音でどう感じているのか分からないまま進めてしまい、後になって「あれ、あの場はズレてたかも」と気づくことがあると思います。 『ビヨンド・リスク』を読んで刺さったのは、登山隊という極限の現場でも、結局向き合うのは“人のシステムの違い”なんだという視点でした。どのやり方が正しいかではなく、どのやり方がそのチームにとって居心地がいいかを確かめること。その単純な確認を後回しにすると、小さな不満が衝突に育っていく。逆に、隊長もメンバーも互いを頼っている関係だと知れるだけで、役割の重さが少し軽くなる──そんな感覚がありました。 そして、遠征の満足感は“結果が出た瞬間”ではなく、ずっと後になって全体を振り返ったときにやってくるという話も印象的でした。山頂に立てたかどうかだけじゃなく、仲間とどう関われたか、何を与え合えたか。その視点で過去のプロジェクトを思い返すと、評価の基準がすこし柔らかくなる気がします。 チームに所属して動くことが好きだけど、ときどき距離や役割に迷ってしまう人には、とても静かに効いてくる本だと思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
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