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心を動かすデザインの秘密 認知心理学から見る新しいデザイン学

心を動かすデザインの秘密 認知心理学から見る新しいデザイン学

荷方 邦夫

実務教育出版 / 2014-06-10

累計読者数36
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約4時間11分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でデザインに関わっていると、「なぜか伝わらない」「自分ではいいと思ったのに、相手が動いてくれない」といったモヤモヤを抱えることが多いと思います。自分のセンスの問題なのか、説明の仕方なのか、そもそも何を基準に判断すればいいのか分からなくなるあの感じです。僕自身も、手を動かしているうちに「そもそもデザインって何なんだろう」と立ち止まってしまう瞬間があります。 この本を読んで印象に残ったのは、デザインを「物そのもの」ではなく、「人が受け取る情報」として扱っている視点でした。自分が何を“見せているつもりか”ではなく、相手がその人工物から“何を受け取っているか”に意識を切り替えるだけで、改善の方向が急に見えてくるんですよね。それから、効率や合理性だけでは説明できない“魅力”の部分を堂々と扱っているのも救いでした。現場ではつい数字で説明できるものを優先してしまいますが、人が動く理由は必ずしも経済合理性に沿っていない、という前提に戻してくれるのはありがたいところです。 使う側の情報処理を丁寧にたどる内容なので、「自分のアウトプットが相手にどう読まれているのか」を整理し直したい人にはかなりフィットすると思います。デザインを職業にしていなくても、提案資料やサービスづくりなど、人に何かを届ける仕事をしているなら、一度この視点を持つ価値はあります。自分の手応えと相手の反応のズレに悩んでいる人に、静かに効く本です。

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出版社による紹介

なぜ、これを買ってしまうのか―― その理由は「デザイン」にあった! 人とモノとの関係をとらえ直し、「認知デザイン学」の可能性を切り拓く入門書。 “人はどんなものに魅力を感じ、何に感動するのか” “デザインのアイデアはどうやって生まれるのか” “使いにくいデザインやありふれたデザインがなぜできてしまうのか”…… ★「人間中心のデザイン」って何だろう? デザイン化された世界の現実と未来について、 「わかりやすさ」を追究する認知心理学者が考察します。 ★D. A. ノーマン(『誰のためのデザイン?』)、R. ベルガンティ(『デザイン・ドリブン・イノベーション』)など、 著名な研究者の理論もやさしい言葉に置き換えて解説します。 ★デザインの現場に立つクリエイター、売るためのデザインに頭を悩ますマーケッター、 そして「良いデザイン」を求めるすべての人におすすめします。
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