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昼休み、またピンクサロンに走り出していた

昼休み、またピンクサロンに走り出していた

素童

文友舎 / 2018-11-10

累計読者数3
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約2時間43分
star総合評価 45/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 49%

この本について

性にまつわる話題って、興味はあるのにどこまで踏み込んでいいのか自分でもよくわからなくなることがあります。欲望と理性のあいだで揺れたり、「普通」って何だろうと考え込んだり、どこかで自分をごまかしてしまったり。そういう曖昧な感じを抱えたまま大人になった人には、この本の視点がけっこう効いてきます。 『昼休み、またピンクサロンに走り出していた』は、風俗という題材を使いながらも、決して“経験談の暴露”にとどまらず、読者が普段言語化しづらい感情を淡々と照らしてくれます。たとえば、サービスの裏側で働く人たちの文化や暗黙のルールに触れたときの戸惑い。アニメやAVに影響された“理想”と、実際の身体や関係の“現実”のズレ。それから、疑似恋愛にハマっていく心の動きと、その危うさにふと我に返る瞬間。どれも特殊な話のようでいて、読んでいるうちに「あ、自分の中にも似た構造があるな」と気づかされます。 そしてこの本が面白いのは、どれだけカオスな状況でも作者が決して大げさに語らないことです。笑ってしまう描写もあるけれど、そこに安易な教訓やポジティブ変換はなく、ただ淡々と“人間の欲望の実態”が見えてくる。その距離感がむしろ安心するし、自分の中のモヤモヤを変にジャッジせずに眺められるようになります。 性への戸惑いとユーモアの両方を抱えて生きている人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【素人童貞=プロの女性としかイタしておらぬ仮性オトコ】 童貞がなにかと話題になる世の中でありますが。その一方で、“素人童貞”の無視されようはいったいどういうことなんでしょう! そんな童貞カースト底辺の、素人童貞界にひとりの救世主が。その男の主戦場は、もちろん風俗、そこでの「風俗レポ」。そしてその風俗レポが最高に“文才のムダ遣い”なのであります。“イカせるふりをする女”“どエロい顔舐め女”“イケメン男の娘”など、数々のプロ風俗嬢とのレポは時に哲学的、時にエモさただよい、風俗レポの域を超えてしまいます。19歳の初体験を風俗でキメた男の、現在まで約7年間、風俗と共に歩んできた風俗との人生をここに。何も考えずに読んで、その足で風俗に行ってください!
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