
ポーカーエリートの「公然の秘密」 頻度ベース戦略
エド・ミラー
Pan Rolling Inc / 2018-11
この本について
ポーカーをやっていると、「結局どこで粘って、どこで降りればいいのか…」みたいなモヤモヤに何度も戻ってくるんですよね。ハンドの強さだけで判断しているつもりはなくても、気づけばエースが落ちたかどうかで全体の戦略がブレていたり、フロップでベットした後にターンで自信が揺らいでしまったり。その揺れが積み重なると、勝てない理由が自分でもよく分からなくなってきます。 エド・ミラーの『ポーカーエリートの「公然の秘密」』は、その“どこで迷っているのか”を頻度という軸で見直させてくれる本でした。たとえば、フロップでベットしたならターンでも基本は続ける、相手からのベットには70%でコールする、といった「迷ったら戻れる基準」を示してくれるのが大きいです。さらに、ボードテクスチャーを深読みしすぎず、自分の頻度が相手より正確であれば勝てるという視点は、プレイ中の焦りを減らしてくれます。粘るべきところで粘る、降りるべきところで降りる。その判断を“感覚”ではなく“習慣”に落とし込めるのが、この本の実用的なところだと思います。 特に、ターンとリバーで相手が降りすぎる場面を見つけて適切にブラフを差し込む、という考え方は、勝つための行動がかなりクリアになります。強い手を待つより、頻度を整えることのほうが重要だという指摘も、実戦に入れた途端に効いてきました。 自分のプレイに「なんとなく」を残したくない人には刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
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