
しょぼい起業で生きていく
えらいてんちょう
イースト・プレス / 2020-12-17
この本について
「月収いくらで、この先どうなるんだろう」みたいなモヤモヤって、ふとした瞬間に顔を出しますよね。数字で考えるのは大事だけど、気づけば“収入の高さ”がすべての判断基準みたいになってしまうこともあって、本当に自分が求めているものがどこかに置き去りになっていく感じ、僕もよくあります。 『しょぼい起業で生きていく』が面白いのは、その“当たり前の基準”をいったん外してくれるところです。たとえば、家の延長として店を借りたら、家では売れなかった服がなぜか売れ始めてしまう、というあのエピソード。理屈っぽい話より、こういう「やってみたら回ってしまった」ケースが多くて、肩の力が抜けるんですよね。固定費をとことん下げて、生活そのものを資本として動かすという考え方も、収入を増やすより先に“出費を減らすだけで実質プラスになる”という視点が腑に落ちます。完璧なサービスを最初から作り込む必要はなくて、人が来て、何かが動いてさえいれば価値が生まれる、というのも救われるポイントでした。 この本は、派手な成功より「まず自分の生活圏で小さく試したい」という人に刺さります。いま持っているものを使う、日常の延長でやる、多少雑でも前に進む。それくらいの温度でいいんだ、と気づけると、行動のハードルがかなり下がります。 数字や立派な肩書きより、自分が動かせる範囲の“資本”に目を向けたいときに手に取ると、現実的な選択肢がひとつ増える本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






