
笑い論 - 24時間をおもしろくする - (ワニブックスPLUS新書)
倉本 美津留
ワニブックス / 2018-12-08
この本について
仕事でも雑談でも、「おもしろいことを言えたらいいのに」と思いつつ、いざとなると予定調和の受け答えしか出てこない…そんな自分にちょっとモヤっとすること、ありませんか。頑張ってもキャラ作りが空回りして、逆に自分らしさが消える感じもあって、正解がよくわからなくなるんですよね。僕もそこをずっとぐるぐるしていました。 この本を読んで印象的だったのは、「無理に変わり者を演じなくていい」という視点でした。おもしろさって作り込むよりも、普段 “見過ごしている違和感” を拾うことで自然に生まれるものだと強調されていて、たとえばニュースを別角度から眺めてみたり、日常の小さな不便をそのまま言葉にしてみたりするだけで、会話の温度が変わっていきます。しかも、予定調和をちょっと崩すだけでいい、というハードルの低さがありがたかったです。わざとボケるというより、「あれ、これ冷静に考えたら変だよな」をそのまま口にするだけで十分なんですよね。 さらに救われたのは、笑いは“自分のダサさを隠さないほうが強い”という考え方でした。背伸びしても薄いリアクションになるだけで、むしろ自分で自分にツッコミを入れられるくらいが、場の空気を軽くしてくれる。これは仕事の失敗談や雑談にもそのまま活かせる感覚だと思います。 「空気を読んで無難に収まってしまう自分をどうにかしたい人」には特に刺さる一冊でした。笑いを学ぶというより、日常をおもしろく見る“角度”をもらえる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
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