
あたりまえを疑え。
澤円
セブン&アイ出版 / 2018-11-26
この本について
仕事でちょっとつまずいたり、「自分にはこれといった強みがないな」と感じる日ってありますよね。僕も同じで、何か判断しようとするたびに、他人の基準に引っ張られている気がしてモヤモヤします。そんなときに読んだのが『あたりまえを疑え。』で、自分の“当たり前の感覚”を少しだけほぐしてくれた本でした。 この本が効いたのは、まず「絶対的に強いものを一つ持てなくてもいい」と言い切ってくれるところ。得意なことを三つかけ合わせて、自分だけの面積で勝負するという考え方は、比較に疲れ気味の人間にはかなり救いになります。次に、「アウトプットしなければ誰にも気づかれない」という現実を、押しつけでなく、日常レベルの行動に落として語ってくれるところ。ちょっとした発信でもいいから、フィードバックの循環に入るだけで景色が変わるんだと実感できました。そしてもう一つは、「いつか使うだろう」という気持ちのまま好きなことを握りしめていると、続かなくなるという指摘。これは図星で、だからこそ自分で“いつ使うか”を決めるという考え方が刺さりました。 自分のペースで働きたいけど、どこかで軸を持ちたい人。そんなタイプにしっくりくる本だと思います。肩に力を入れずに読めるのに、読み終わる頃には小さな判断基準がひとつ増えている。僕にとっては、そんな一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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