
好奇心が未来をつくる――ソニーCSL研究員が妄想する人類のこれから
ソニーコンピュータサイエンス研究所
累計読者数3
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star総合評価 77/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%
この本について
最近、細かい作業に追われすぎて「そもそも自分は何を見たいんだっけ」と立ち止まることが増えました。分かりやすい答えに寄りかかりすぎると、世界の見え方まで小さくなっていく気がして、どこかでずっと違和感だけが残るんですよね。 この本は、その違和感に丁寧に名前をつけてくれる感じがあります。分子レベルで生命を“分解”して理解しようとする科学だけでは見落としてしまうものがあること。全体のハーモニーとして世界を捉える視点が必要なこと。そして「研究する」「実装する」を分けず、自分の手で社会に接続しようとする姿勢の大切さ。読むうちに、細部に閉じていた意識がもう一段上のスケールに引き上げられる感覚がありました。 個人的に一番効いたのは、“最初の違和感を放置しない”という姿勢です。生命を扱う研究がどこかで生命を切り捨てている矛盾、持続可能性が必要だと知りながら組織の慣性に縛られて動けない現実。そのズレを「そういうもの」と飲み込まないことで、視野が広がるだけじゃなく行動の選択肢まで変わってくる気がします。 思考のスケールをもう一段広げたい人、あるいは今の仕事の枠組みに言いようのない閉塞感を抱えている人に、すごく静かに刺さる本です。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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