
超集中ハック! 習慣マニアの経営者が実践する100のライフハック
秋好陽介
ポプラ社 / 2019-03
この本について
やりたいことはあるのに、日々の細かいタスクに押し流されて、気づいたら一日が終わっている……。僕もしょっちゅうこの状態に陥ります。やる気がないわけじゃなくて、ただ「集中できる環境をつくれていないだけ」なんですよね。でも、自分ではその仕組みづくりのコツがわからないまま時間だけが過ぎていく。そんなモヤモヤを抱えている人には、この本の抜粋がかなり刺さったんじゃないでしょうか。 印象的なのは、著者がとにかく“先回り”の設計にこだわっていることです。寝る前の準備、朝の動線、手を伸ばせば届く位置にスイッチを置く工夫、Wi-Fiを切って思考に集中する仕掛け。その一つひとつが大げさではなく、「これなら自分でも真似できそうだな」と思える現実的なレベルなんですよね。あと、あえて“深く考える時間”を確保するために、ホテルにこもったり、ネットを遮断したりする姿勢も、忙しい日常からは見落としがちな視点だと感じました。長く考えるんじゃなくて、深く考える。その差分を環境づくりで埋めていく感じです。 もうひとつ心に残るのは、マルチタスクから抜け出す話。僕も「いろいろ同時にやらなきゃ」と焦りがちなんですが、本に出てくる“やらないことを決める”という発想は、肩の力を抜いてくれるんですよね。忙しいからこそタスクを増やしてみて、そこから削っていく。そうすると、自分が本当に時間を使いたい場所が見えてくる。この流れは再現性が高いと思います。 日々の選択に疲れてしまう人、気づいたらDP(決断ポイント)がゼロになっている人、そして「環境さえ整えばもっとやれる気がする」と密かに思っている人にこそ、この本は合うはずです。無理に変わるというより、自然と動けるように“地面を整える”ための一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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