
やる気に頼らず、仕組みで結果を出す 一生使える「目標達成」の技術 (大和出版)
米田 まりな
この本について
最近、やりたいことがあっても頭がごちゃついて動けないまま一日が終わることが増えていて、「気合いが足りないのかな…」と落ち込むことがあります。やる気を振り絞ってみても続かず、部屋もタスクも散らかったまま。そんな状態のときに読んで、少し視界が開けたのがこの本でした。 印象的だったのは、「脳内」と「環境」を整理してから仕組みに落とす、という順番がとても現実的だったことです。まず全部を書き出してモヤモヤを外に出す。次に視界から余計な情報を外す。最後に、日常の動線の中に一歩だけ進める行動を入れておく。この三つがそろうと、不思議と行動のハードルが下がるんですよね。例えば、平日の夜に“できることだけを置いておく”とか、タスクを一時間以内に収まる量に切っておくとか、明日やることを前夜に紙に書いておくとか。どれも特別じゃないけれど、積み重ねると効いてきます。 また、部屋や時間が「有限」という前提で考えるのも救われました。片付けが苦手な人ほど全部を完璧にやろうとして疲れてしまうけれど、この本は“週のどこかで帳尻が合えばいい”という視点をくれます。テレビや大きい家具を手放して一畳の作業スペースを確保する話なんかも、意外と現実的で、変に背伸びをさせないのが良かったです。 物事を後回しにしてしまう人よりも、「やりたい気持ちはあるのに、頭も部屋も散らかって動けない」というタイプに刺さる一冊でした。やる気よりも環境と段取りで何とかしたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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