
響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 (宝島社文庫)
武田綾乃
宝島社 / 2015-03-05
累計読者数5
平均ハイライト数 3.4件/人
推定読了時間 約3時間26分
star総合評価 49/100
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この本について
仕事でも趣味でも、「周りは自分より上ばかりだな」と感じて気が重くなることってありますよね。努力しているつもりでも追いつけていない気がして、評価を気にしすぎて手が動かなくなる。私もよくそのループにハマります。 『響け!ユーフォニアム2』の抜粋を読むと、保存されているのは“厳しさ”そのものより、「どう向き合うか」の部分なんですよね。滝先生の容赦ない指摘も、単なるスパルタではなく、直せば必ず良くなると信じられる関係性がある。強豪校に囲まれたプレッシャーの中で、「比べなくていい、私たちは私たちの演奏をするだけ」と何度も繰り返されているのも印象的で、外側の基準に押しつぶされそうなときの支えになります。さらに、合宿費の話や“制服を着ている以上、看板を背負っている”という現実的な重さもあって、責任と向き合う姿がすごく等身大です。 この本は、自己肯定感を上げるような軽い励ましではなく、「それでも今日できることに戻ってくる」ための視点をくれます。技術が足りない自覚を持つこと、時間が有限であること、でも結果だけに縛られないこと。そのバランスが、迷っているときの呼吸みたいに効いてくるんですよね。特に、「頑張っているのに自信が持てない人」に刺さると思います。 結果がどうであれ、積み上げた時間は消えない。その当たり前を、物語を通して静かに思い出させてくれる一冊です。
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出版社による紹介
新しく赴任した滝昇の指導のもと、めきめきと力をつけ関西大会への出場を決めた北宇治高校吹奏楽部。全国大会を目指し、日々練習に励む部員のもとへ突然、部を辞めた希美が復帰したいとやってくる。しかし副部長のあすかは頑なにその申し出を拒む。昨年、大量の部員が辞めた際にいったい何があったのか……。“吹部”ならではの悩みと喜びをリアリティたっぷりに描く傑作吹部小説シリーズ第2弾。 ※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体とは一切関係ありません。
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