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俳句を科学する: 自然科学的視点からのアプローチ (22世紀アート)

俳句を科学する: 自然科学的視点からのアプローチ (22世紀アート)

執木 龍

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star総合評価 35/100
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この本について

仕事でも日常でも、同じ景色を見ているはずなのに、人によって受け取り方がまったく違うことってありますよね。自分の感じ方に自信が持てなかったり、逆に説明できない違和感だけが残ったりして、「結局、何をどう見ればいいんだろう…」と立ち止まる瞬間があると思います。僕もそうで、感性とかセンスって言葉で片付けられると、余計にモヤモヤしていました。 この本は、そんな曖昧な感覚の部分を、自然科学の視点でそっと照らしてくれます。たとえば、日本や中国、ヨーロッパで使われてきた文様の違いを数学的に見ていくと、文化ごとに“世界の捉え方の癖”があることがわかります。自分の感性がどこから来ているのかを外側から眺められるので、思考の軸が少し落ち着くんですよね。また、五七五という俳句の形が、直角三角形に近似する二等辺三角形として語られるくだりは、表現の「安定感」を図形で理解するという不思議な体験でした。感覚の話が、急に手触りのあるものに変わります。 大げさに人生が変わるとかではなくて、日々の「なんでそう感じるんだろう」を一段深く考えるための道具が手に入る感じです。文化や表現を別の角度から見てみたい人には、特に静かに刺さると思います。

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