
近代美学入門 (ちくま新書)
井奥陽子
累計読者数10
平均ハイライト数 19.9件/人
star総合評価 66/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 51%
この本について
日常の中で「なんで自分はこれを美しいと思うんだろう」とか、誰かの作品を前にして説明できない違和感を抱くことってありませんか。感性の話になると、どうしても自分の内側だけを掘り下げようとしてしまうけれど、そこに少し行き詰まりを感じていた人には、この本が静かに効いてきます。 読んでみて特に大きかったのは、美しさの感じ方は“歴史的に作られてきたもの”だと気づけたところでした。風景を美しいと思うのも、芸術家像のイメージも、私たちが当たり前だと思っている基準にかなり時代のクセがある。自分の感性が絶対ではないと知るだけで、他者の見方と距離がとりやすくなります。また、アートと技術がもともと同じ語源だったことや、作品が作者のメッセージではなく「読むことで完成する」という視点も、自分の鑑賞の習慣をいい意味でほどいてくれました。 結局のところ、これは芸術の専門家になるための本というより、無意識のうちに身につけた物差しを一度置き直すための本なんだと思います。自分の感性に引っ張られつつも、他者の見方を尊重したいタイプの人には特に刺さるはずです。読後、世界の見え方がじわっと変わります。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
「美は、美しいものにあるのか、感じるひとの心にあるのか」現代における美や芸術の”常識”は歴史的にどう成立したのか、平易な言葉で解説する。読書案内付き。 「美しい」とはなにか? 豊富な図版と話し言葉で、初学者にもわかりやすく解説。むずかしいと思っていた美学が、よくわかる! 勉強に役立つ読書案内付き。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




