
人を動かすナラティブ なぜ、あの「語り」に惑わされるのか
大治 朋子
累計読者数9
平均ハイライト数 39件/人
star総合評価 74/100
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この本について
最近、情報に触れるたびに「これって本当に事実なのか」「自分は何に影響されているんだろう」と、ふと立ち止まることが増えました。知識はあるつもりでも、気づけば誰かの語りに乗せられていたり、感情だけが動かされていたりします。そんなとき、自分の視点をどう保つかがずっと課題でした。 『人を動かすナラティブ』は、そのモヤモヤを無理に晴らすというより、「そもそも人はどう語りに巻き込まれるのか」を静かに教えてくれます。SNSでの不安の拾われ方や、シンプルな言葉が大衆を動かす仕組み、取材者が相手の物語にどれだけ入り込み、どこで距離を取り直すか。そんな具体的な場面が続くので、自分がどこで揺れやすいのかが自然と見えてきます。読書そのものが、他者の語りを通して視点を増やす行為だという指摘も、日々の読み方を少し変えてくれました。 特に、記憶がナラティブとして編集されていく以上、他者の語りに影響されやすいという話は、身に覚えがありすぎて妙に刺さりました。だからこそ、一度でも自分なりの「土壌」を育てておくことが、フェイクや単純化した物語に流されにくくなる、という現実的な示し方がありがたかったです。 こんな人に刺さると思います。情報に強くなりたいというより、「自分の視点を守りながら生きたい」と quietly 思っている人。読んだあと、世界の見え方がちょっと落ち着きます。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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出版社による紹介
人々の語る物語(ナラティブ)がいかに人や社会を動かすかをジャーナリズムとアカデミズムの観点から分析した1冊。
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