
自分を変えるノート術
安田 修
明日香出版社 / 2022-01-20
この本について
「やりたいことはあるのに、気づけばどうでもいい雑務だけ終わって一日が終わる」みたいな日、けっこうありますよね。僕もずっとそのパターンで、行動力の問題だと思い込んでいたんですが、実は“頭の中が詰まりすぎているだけ”だったんだと、この本を読んで気づきました。ノートに書くことで余白ができる感覚って、想像以上に効きます。 この本がいいのは、気合いや根性に頼らず、淡々と「書く→気づく→動ける」に近づけてくれるところです。書くのはアナログが良いという研究の話もありますが、実際やってみると、タスクでも悩みでも、とりあえず全部書き出すだけで頭の処理が追いつくようになるんですよね。あと、最優先のひとつだけ決める方法も、忙しい日ほど効果がありました。全部を完璧にやろうとして潰れるより、そのひとつを終えられた日は「ちゃんと進めた」と思える。これがじわじわ効いて、翌日も動きやすくなるんです。 さらに、日付を決めて書き込むと、それが自分との約束になるという話も、個人的にはかなりしっくりきました。他人との約束より、自分との約束を守るほうが難しい。でも、ノートに書いて可視化されると、不思議と腰が上がる。習慣化が「努力を続けること」ではなく、「努力しなくても続く状態を作ること」だという指摘も、肩の力が抜けます。 書いて考える習慣を作りたいけれど、どう始めればいいかわからない人に特に刺さる本だと思います。
読書インサイト
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