
アフィリエイト、YouTubeはもう古い! サークル活動で楽しく月10万円稼ぐ 新しい副業のかたち
安田 修
この本について
副業に興味はあるけれど、「商品もないし、人を集めるのが一番むずかしいんだよな…」と手が止まることありませんか。イベントを企画してみたい気持ちはあるのに、告知するときに罪悪感が出たり、「迷惑じゃないかな」と思ってしまうあの感じ。自分も同じでした。 この本が効くところは、まず「集客の正体」をかなりフラットに示してくれる点です。商品力やスキルよりも“人が集まる場を作る力”が収益の核になるという視点は、ネットでよく見る副業論とはまったく別物で、妙に腑に落ちます。さらに、コンセプトを広げるほど誰にも届かなくなる、という説明も、実際にイベントをやったことがある人なら共感しかないはずです。来てほしい相手を一人思い浮かべるところから始める、という地に足のついたアプローチがありがたい。 もうひとつ刺さったのは、「自分のリソースを棚卸しする」という具体的な作業の話。強みらしい強みがないと思っていても、辛かった経験や手間取った過去でさえ、誰かにとっての価値になると書かれていて、無理に“武器”を作らなくていい安心感があります。イベントの企画も、いきなり大きなチャレンジをしなくてよくて、48時間以内にできる小さな一歩を積み上げるという現実的なステップが提示されているのも救われます。 副業本というより、「人と関係をつくっていくための実験ノート」に近い一冊です。オンラインサロンも、実はリアルの場での関係性が要になるという指摘もあり、結局は人と会うことを丁寧にやるだけなんだ、と肩の力が抜けました。 今の延長線上で動きたいけど、ひとりでは踏み出しにくい人。そんな人には静かに刺さると思います。
読書インサイト
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