
形を読む 生物の形態をめぐって (講談社学術文庫)
養老孟司
累計読者数5
平均ハイライト数 8.6件/人
推定読了時間 約4時間38分
star総合評価 53/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 68%
この本について
仕事で判断に迷ったり、人の話を聞いてもどこかしっくりこなかったり、「自分が見ている世界って本当に正しく見えているのか」と立ち止まる瞬間があると思います。僕も同じで、頭では理解しているつもりでも、どこかで対象を“記号”として扱ってしまっているんじゃないか、というモヤモヤがずっとありました。 『形を読む』を読むと、その感覚が少し変わります。形を「外見」ではなく、位置や関係の変化として見ていく視点に触れると、ものごとを雑にまとめていた自分に気づきます。また、日本語が現実を表象すると同時に、感情に強く結びついてしまうという指摘も、コミュニケーションの行き違いに心当たりがある人ほど刺さるはずです。そして、進化や発生の話を読み進めるうちに、機能や効率だけで世界を説明しようとする考え方の限界が、かなり実感を伴って見えてきます。 派手な結論がある本ではありませんが、「自分と対象」という素朴な構えに立ち返ることで、日常の観察力がじわっと底上げされる感じがあります。ものごとの“関係”を丁寧に見直したい人には、たぶんかなり深く刺さる本です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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出版社による紹介
生物の「形」が含む「意味」とは? 解剖学、哲学、美術...古今の人間の知見を豊富に使って繰り広げられる、スリリングな形態学総論!
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