
死の壁(新潮新書) (「壁」シリーズ)
養老孟司
新潮社 / 2004-11
累計読者数16
平均ハイライト数 16.6件/人
推定読了時間 約5時間30分
star総合評価 65/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 58%
この本について
最近、考えても考えても答えにたどり着かなくて、「自分ってなんでこんなに回り道ばっかりなんだろう」と落ち込むことがありました。悩んでいる間に動けない自分を責めてしまうというか、もっと合理的に生きられたら楽なのに…と。そんな時に出会ったのが養老孟司さんの『死の壁』でした。 この本の中で「悩むのも才能のうち」という一文に、妙に救われました。悩むって、ただの時間の浪費じゃなくて、自分が何に引っかかっているのかを確かめる作業でもあるんですよね。養老さんは、悩みを“排除すべきノイズ”として扱うんじゃなくて、人間として自然な反応として認めてくれる。その視点に立つだけで、悩みの中で立ち止まっている自分へのプレッシャーが少し減りました。 さらにこの本は「死」という大きなテーマを扱っていながら、読み手を怖がらせる方向にはいきません。むしろ、日々の悩みを相対化する装置として働いてくれるところがあります。いま考えている問題が小さいと言いたいわけではなく、「自分の感情に振り回されすぎて視野が詰まっていたかも」と一歩引いて見直すきっかけになる。そういう落ち着き方ができる本です。 日々、考えすぎて疲れてしまう人。悩みを“処理すべきタスク”としてしか扱えなくなっている人。そういう方に、この一冊はじんわり効くと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
ガンやSARSで騒ぐことはない。そもそも人間の死亡率は一〇〇パーセントなのだから―。死といかに向きあうべきか。なぜ人を殺してはいけないのか。生と死の境目は...。死にまつわるテーマを通じて、現代人が生きていくための知恵を考える。「バカの壁」に続く第二弾。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









