
最高のアウトプットができる スゴイ! 学び方
山﨑拓巳
かんき出版 / 2019-06-17
この本について
仕事で行き詰まったり、学んでいるはずなのに不安が消えなかったり、「そもそも自分は何を目指しているんだっけ」と急に立ち止まってしまうこと、けっこうありますよね。学ぶべきだとは頭でわかっているのに、気づけば目の前のことをこなすだけで一日が終わる。僕も同じで、学びって義務ではないはずなのに、どこかで「正しくやらなきゃ」と力んでしまうタイプです。 この本が面白いのは、学びを“未来のために絵の具を増やす行為”として描いているところでした。大人の学びって、学生時代のような決められたゴールがないぶん不安になりがちですが、むしろその不安とどう付き合うかに学びの価値がある、と語られているんです。できないことを見極めたり、先人の工夫に触れたり、学ぶことで自分の足場が少しだけ固まっていく感覚がある。それが、読者の心に刺さっている部分じゃないかなと思います。 さらに印象的だったのは、行き詰まったときの「原点回帰」の話。打つ手が全部外れて、もう何も残ってないと感じたときにこそ、自分が最初にやりたかった理由に戻れる。そこからまた道が開けてくる。これは、目標を見失いがちな大人にとって静かに効いてきます。学びは派手な成功の近道ではなく、自分の軸を立て直すための道具なんだと、読んでいて腹に落ちました。 自分でゴールを設定するのが苦手な人、学ぶ意味をもう一度捉え直したい人には特に刺さる一冊だと思います。学びがしんどさではなく、「未来の絵を描くための準備」に変わっていく感覚をもらえる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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