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虚妄のAI神話 「シンギュラリティ」を葬り去る (ハヤカワ文庫NF)

虚妄のAI神話 「シンギュラリティ」を葬り去る (ハヤカワ文庫NF)

ジャン=ガブリエル ガナシア、伊藤 直子・他

早川書房 / 2019-07-18

累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約2時間12分
star総合評価 34/100
boltライト読書型
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この本について

AIまわりの話題って、仕事でも日常でもつい流れに巻き込まれる感じがありませんか。シンギュラリティとか、近い将来AIが人間を超えるとか、聞こえてくる言葉が多すぎて、自分の中で何が事実で何が物語なのか分からなくなる。今回抜粋されていた「第一」「流れ」「提唱」というキーワードからも、読者の方は“AI神話のストーリーがどう組み立てられてきたのか”という部分に引っかかったのだと思います。 この本は、そのモヤモヤをいったん分解してくれます。まず、シンギュラリティの提唱がどんな歴史的背景で生まれたのかを、感情論ではなく淡々と示してくれるので、流行語としてのAI像と、実際の技術の流れを切り分けて考えられるようになるところが大きいです。また、AIに対して“いま起きていること”を過剰に神秘化しない視点が入ることで、仕事で技術トレンドを追うときも、必要以上に振り回されなくなります。さらに、社会がどうしてAIに期待や恐れを投影しがちなのか、その構造を理解できるので、議論の温度差に戸惑う場面でも落ち着いて位置取りができるようになるはずです。 特に、最新情報を追いながらも「これって本当に正しい方向の理解なんだろうか」と立ち止まりたい人に刺さる本です。AIの未来を過大評価も過小評価もせず、現実的に考えるための“地面”をつくりたい人に向いていると思います。

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出版社による紹介

〔「シンギュラリティ」を葬り去る〕「二〇四五年、AI(人工知能)は人類を超える」著名な科学者や企業家がシンギュラリティ(技術的特異点)の到来をまことしやかに予測するが、そんなの嘘八百! 過剰なAI言説の背後にある、GAFAら巨大IT企業の政治的野望とは? 哲学者による警告の書。解説/西垣通
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