
スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運 (日本経済新聞出版)
ニック・ボストロム、倉骨彰
日経BP / 2017-11-24
累計読者数11
平均ハイライト数 10.8件/人
推定読了時間 約11時間17分
star総合評価 35/100
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この本について
AIの話題って仕事でも生活でも目に入るのに、実際どこまで分かっているのか自信がないまま流されている感じ、ありませんか。便利になっていく一方で、「人間の知能を超えるって結局どういう状態なんだろう」「組織よりAIのほうが賢くなるってどういう理屈?」みたいなモヤモヤが自分にもずっと残っていました。 この本は、そこを感情ではなく構造で理解させてくれるところが助かりました。たとえば、人間レベルの知能を作れたら“そのすぐ先”にもっと高次の知能が生まれる可能性がある、という指摘は、いま目の前の進歩がどこにつながるのかを落ち着いて考えるきっかけになります。人間の組織がなぜ非効率になるのかを「通信オーバーヘッド」や「制度の歪み」で説明してくれる部分も、日々の仕事にそのまま当てはまり、AIとの比較を冷静に見られるようになりました。また、常識的なことを「思考なしに」処理する難しさや、汎用性の壁がどこにあるのかが具体例で語られるので、AIの得手不得手を過度に誤解しない視点も身につきます。 未来の話をしているようで、実は今の自分の行動をどう変えるかが見えてくる本です。技術を怖がるでも礼賛するでもなく、長期の影響を一度フラットに考えてみたい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
■AIについての最も重要な命題=人類はAIを制御できるか、という「AIコントロール問題」と真正面から格闘した本命本。 ■近未来に、汎用的な能力においても思考能力においても、そして、専門的な知識・能力においても、人類の叡智を結集した知力よりもはるかに優れた超絶知能(スーパーインテリジェンス)が出現した場合、人類は滅亡するリスクに直面する可能性がありうる。そのリスクを回避するためには、スーパーインテリジェンスを人類がコントロールできるかどうかが鍵を握る。果たして、そのようなことは本当にできるのか? ■オックスフォード大学の若き俊英、ニック・ボストロム教授が、スーパーインテリジェンスはどのようにして出現するのか、どのようなパワーを持つのか、いずれ人類がぶち当たる可能性のある最大の難問、「AIのコントロール問題」とは何か、解決策はあるのかなどについて、大胆にして、きわめて緻密に論じる。2014年秋に原著が出版されるや、瞬く間にニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーとなり、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、S・ホーキング博士およびその他多数の学者や研究者に影響を与え、AIの開発研究は安全性の確保が至上命題であることを広く認識させるきっかけとなった。 ■近未来においてスーパーインテリジェンスは実現する可能性はあるのか? どのようなプロセスで実現されるのか?スーパーインテリジェンスはどのような種類の能力をもち、人類に対してどのような戦略的優位性をもつのか? その能力が獲得される要因は何か? 人類が滅亡する危機に直面するリスク、人類との共存の可能性についてどう考えるべきか? これらAIをめぐる真に根源的な問題について著者は、類書をはるかに超えた科学的、論理的な考察を徹底して慎重に積み重ね、検証する。
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