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科学的思考入門 (講談社現代新書)

科学的思考入門 (講談社現代新書)

植原亮

講談社 / 2025-02-20

累計読者数9
平均ハイライト数 13.1件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%

この本について

仕事でも日常でも、「なんとなくそう思ったから」で判断してしまって後からモヤッとすること、けっこうありませんか。原因だと思ったものが本当に原因なのか、定性的な感覚と定量的な事実がごちゃまぜになったまま動いてしまう感じ。自分もずっとこの癖に悩まされてきました。 『科学的思考入門』は、そういう曖昧さの中で立ち止まるための“ちょっとした持ち物”を増やしてくれる本でした。例えば、利用可能性バイアスに気づくこと。目立つ要因に飛びつきそうになったら「本当にそれが原因か?」と一呼吸置けるようになります。また、定性的な印象ではなく「測れる形」に直すという発想も、この本では丁寧に扱われています。170kmの球速の例のように、測れるだけで議論の土台が変わる感覚が腑に落ちます。さらに、反事実条件文を使って因果を検討する話は、思考整理の具体的な手がかりとしてかなり実践的でした。 難しい理論を積み上げる本ではなく、素朴な感覚と科学的な概念のギャップをどう埋めるかを一緒に考えてくれる内容です。感覚に頼りすぎて判断がぶれる…と感じている人には特に刺さるはずです。自分の思考をいきなり変えるのではなく、「グラデーションで調整できる」という視点をくれた一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「ふだん使いの科学」で、思考の土台を強くする! 自分の頭で考え、ファクトチェックするためにーー科学という営みの本質を楽しく学べる、最良の入門書。 有害な情報から身を守り、無意識のバイアスを避けるには? 情報過剰社会を生きる私たちに必須の「免疫」 ーー日常・仕事で威力を発揮する「科学的思考」 <本書の内容> 第1章 科学的思考をスケッチする 第2章 因果関係を考える 第3章 科学的思考を阻むものーー心理は真理を保証しない 第4章 実験という方法 第5章 科学的に説明するとはどういうことか 第6章 科学的に推論し、評価する 第7章 みんなで科学的に思考する 因果関係の正しい理解から、認知バイアス、アブダクションまで 豊富な例や問題でわかりやすく解説
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