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6月の本 (12か月の本)

6月の本 (12か月の本)

西崎憲、堀辰雄、谷崎潤一郎、西崎憲、北園克衛、安部公房、マーク・トウェイン、石川欣一、中谷宇吉郎、茨木のり子、フーゴー・フォン・ホーフマンスタール、宮本百合子、二葉亭四迷、ヴワディスワフ・レイモント、岡本かの子、泉鏡花、アルチュール・ランボー、M・R・ジェイムズ、遠藤周作、山川方夫、中野重治、北原白秋、岡本綺堂、石垣りん、尾崎翠、石井桃子、シャルル=ルイ・フィリップ、柴田元幸、小堀桂一郎、金子佳代、中原中也、紀田順一郎、山田稔

国書刊行会 / 2025-03-27

累計読者数3
平均ハイライト数 10.3件/人
star総合評価 52/100
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この本について

仕事でも日常でも、ふと「自分って何を続けられるんだろう」とか、「人との距離感がどうにもつかめない」とか、答えの出ないモヤモヤに立ち止まることがあります。何か大きなヒントがほしいわけじゃないけれど、別の視点に少しだけ触れたい、そんな日に手が伸びない本もありますよね。 『6月の本』は、そういう“ちょっとした迷い”に静かに効いてくる一冊でした。棒切れの目線で世界を見たり、図書館の静けさにいる人びとの気質にふっと触れたり、旅先で文章が異様にすっと体に入ってくる瞬間を思い出したり。大きな答えを示すというより、自分の視点を半歩ずらしてくれる短編や随筆が、その都度まったく違う角度から読者をゆるく揺らしてくれます。「可能を可能にするだけでも難しい」という一文に、妙に現実の重さを思い知らされた人もいるはずです。 どれも短いけれど、丁寧に生きる人の仕事や、誰にも届かない思いの揺れ、人間の不思議なやさしさや残酷さが、ほんの一粒だけ残る。たぶん、保存された抜粋の多くは“派手ではないのに心に引っかかる場所”なんですよね。六月の空気みたいに湿り気があって、でも澄んでいる感じ。 日々の迷いにいちいち名前はつけなくていいけれど、知らない誰かの感覚をそっと借りたい人に向いています。読んでいて「自分だけじゃないのかもしれない」と思える瞬間が、ちゃんとあります。

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出版社による紹介

12か月のうちの〈6月〉をテーマに古今東西の文学を集めたアンソロジー。あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。
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